耳鼻咽喉科

外来診療表

午前 大和田 大和田 休診(手術) 大和田 大和田 出張医
午後 大和田 休診(検査) 休診(手術)
第2・4水曜は補聴器外来
休診(手術) 休診(検査) 休診

◎午後の診療は月曜日のみ
※第2・4土曜日 休診
※水曜日   ⇒ 休診
第3金曜日 ⇒ 10:30までの受付となります。
(午後から大樹国保病院にて診療のため)

補聴器外来 ⇒ 第2・第4水曜日午後 (完全予約制)
※電話予約は出来ませんので、事前の受診が必要になります。

◎教授外来の開始
令和2年8月より「札幌医科大学耳鼻咽喉科 高野賢一教授 耳の外来」を開始しております。
※耳の他にも、のど、鼻に疾患のある方も診療いたします。
こちらの教授外来は予約制ではございません。新患の方も診療いたします。
診療日は不定期となっており、現時点で決定しているのは下記の日程となります。
・12月20日(金)午前のみ
・ 2月21日(金)午前のみ
・ 3月28日(金)午前のみ

※令和7年2月25日(火)は10:30までの受付となります。

□医師は下記の通り不在になりますので御了承下さい。
 現在不在の予定はございません。

 

全科共通 受付時間(診療科によっては休診の場合もございます。上記「外来診療表」にてご確認下さい)

午前8:30~11:00

午後13:00~15:00

小児科は15:30まで

第2・第4土曜日は全科休診/自動再来機は8:00より稼働

休診情報

担当医師紹介 

大和田 築
-医長-
専門分野 耳鼻咽喉科全般
資格等 日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医
日本耳鼻咽喉科学会認定補聴器相談医

耳鼻咽喉科について

耳鼻咽喉科では、みみ・はな・のど・くび・くち・かお、について扱い、主な疾患、症状には以下のものがあります。

診療対象

  • みみ(中耳炎・難聴・めまい等)
    耳には音を聞く働きと、体のバランスを保つ働きがあります。耳が痛い、聞こえが悪い、の他にめまいがする場合も耳の病気が原因のことがあります。また、難聴の患者さんには補聴器の相談も受けています。
  • はな(アレルギー性鼻炎・花粉症・慢性副鼻腔炎(蓄のう症)・鼻茸・嗅覚障害)
    くしゃみ、鼻水、鼻づまり、においがしない、などの症状があります。
  • のど(扁桃炎・扁桃肥大・声帯ポリープ・いびき・睡眠時無呼吸・異物・のどの腫瘍)
    のどが痛い、声がかすれる、飲み込みずらい、息がしずらい、呼吸が止まる、などの症状があります。また、魚の骨をのどに刺した、食道にものがつまった、などの異物も耳鼻咽喉科で扱います。扁桃炎が皮膚の病気(特にしょうせき膿庖症)などの原因となっている場合(病巣性扁桃炎)もあります。
  • くび(唾液腺炎・リンパ節炎・頚部嚢胞・腫瘍性疾患)
    くびの腫れには、リンパ節炎、唾液腺炎など炎症性疾患と耳下腺、甲状腺などの腫瘍、のどの腫瘍によるリンパ節の腫れなどがあります。
  • くち(口内炎・舌炎・味覚障害・舌腫瘍)
    口の中の痛み,しみる,味がわからないなどの症状、くちのなか、舌の腫瘍など口の中で歯以外の症状は耳鼻咽喉科で扱います
  • かお(顔面神経麻痺)
    顔面神経はみみの中を通り抜けてくる神経でその麻痺(顔が曲る)は耳鼻咽喉科で扱います。

手術について

みみ

  • 鼓膜換気チューブ挿入術
    主に小児のくり返す中耳炎、滲出性中耳炎に対し、薬による治療では落ち着かない時に行います。年長児では外来で可能ですが、幼小児は全身麻酔が必要なことがあります。当院では麻酔科との協力で鼓膜チューブ挿入術に関しては日帰り(外来)で行っています。
  • 鼓室形成術
    中耳炎の炎症をおさえて耳だれを止めたい、きこえを改善したい、という時におこなう手術です。通常10日間程度の入院が必要です。
  • 鼓膜形成術
    鼓膜にあいた穴を塞ぐ手術です。外来でおこなうものから10日間程度の入院を要するものまでいくつかの方法があります。

はな

  • 鼻副鼻腔内視鏡手術
    副鼻腔炎(蓄のう症)に対しておこなう手術で内視鏡を用い鼻の中から行います。
  • アデノイド切除術
    主に、小児で鼻づまり、いびき、睡眠時無呼吸の原因の一つとなるのがアデノイド増殖症です。鼻の奥の方に存在するのこのアデノイドを口側から切除する手術です。
    入院は4日間ですが、扁桃摘出術と同時に行うことがあり、その時は、9日間の入院が必要です。

のど

  • 扁桃摘出術
    扁桃炎をくり返す場合、いびきや睡眠時無呼吸がある場合に行う手術です。小児ではアデノイド切除術を同時に行うことがあります。9日間の入院です。
  • 声帯ポリープ切除術
    声帯ポリープにより声がかすれる時に行う手術です。3日間の入院になります。

補聴器外来について

当院耳鼻咽喉科では令和元年11月から補聴器外来(毎月第2水曜)を開設しました。

耳は日常生活を送る上で非常に重要であり、聴力の低下により生活に支障きたす場合があります。御本人だけではなく、一緒に暮らしているご家族にも負担がかかる可能性もあります。TVの音が大きい、耳元で大きな声で話さないと聞こえない、聞こえたふりをするなどご家族に指摘され気づく場合も多いです。周りの人は心配していても、本人はまったく気付いていなかったり、少しは気になっていても「まだまだ大丈夫」と思っていることが多いのです。

最近、難聴と認知症の関連が注目されています。難聴になり、音が耳から入ってこなくなると徐々に頭を使わなくなり、認知症になり、放っておくと進行していくことになります。眼が悪くなれば、皆さん眼鏡をかけます。しかし耳が悪くなって、補聴器をかける方はあまりにも少ないのです。それはなぜでしょうか。日本人は補聴器に対して「年寄りくさい」「目立って恥ずかしい」といったようなネガティブなイメージを抱いている方が多く、補聴器を使用することは自分が年を取ったのを認めることになるという意識が働くために、補聴器の使用をためらう人が多いからです。日本人は他国の方に比べて補聴器装用率が低いのです。

補聴器は耳鼻咽喉科受診をしなくとも眼鏡屋さん、電気屋さん、通信販売、最近はドラックストアでも購入できます。しかしながら、高いお金を払って購入したのに耳に合わない、雑音が聞こえる、調整をしてくれないと、当科を受診される方が多くいらっしゃいます。補聴器は医療機器ですので販売するだけではなく、アフターケアも重要ですので耳鼻咽喉科医師が常に管理できる環境で作成・ご購入されることをお勧めします。また、耳鼻咽喉科補聴器相談医により補聴器適合と診断の上で補聴器を購入された場合は、医療費控除を受けられます。控除額に関しては市町村ごとに違いますので各税務署にお問い合わせ下さい。

補聴器外来は完全予約制となります。まずは通常通り、耳鼻科外来を受診して頂き、耳の診察、聴力検査を行い、補聴器の適応・希望があれば、補聴器外来の予約を取ります。補聴器外来では語音明瞭度検査(聞き取りの検査)を行い、補聴器のフィッティング、2-3週間程度の貸出となります。検査に関しては健康保険の適応となりますし、補聴器の貸し出しはもちろん無料です。お電話でのご予約は受けかねますのでご了承下さい。

補聴器をつけることは恥ずかしいことではありません。ご自身のため、ご家族のため、補聴器をお試ししてみてはいかがでしょうか。

耳鼻咽喉科 主要手術 (2023年4月~2024年3月)

耳鼻科
手術名 合計
74件
鼓室形成手術 9件
鼓膜形成手術 1件
鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 64件
15件
内視鏡下鼻・副鼻腔手術 6件
内視鏡下鼻中隔手術 0件
内視鏡下鼻腔手術 4件
鼻中隔矯正術 5件
咽頭・喉頭 16件
アデノイド切除術 16件
顔面・口腔・頸部 44件
顔面神経減圧手術 1件
口蓋扁桃手術 40件
甲状腺悪性腫瘍手術 1件
甲状腺部分切除術 2件
合計149件

過去の手術件数(PDF)

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